機械翻訳

機械翻訳を使った新しいソリューションに取り組んでいます

機械翻訳の歴史

機械翻訳の歴史はインターネット上で数多く紹介されています。Asia-Pacific Association for Machine Translation (AAMT) は、日本国内での機械翻訳黎明期から現在に至るまでの歴史を紹介しています (→参考)。コンピュータの出現以降、人間を介することなく翻訳を実現することは夢でした。そして、この夢は果てることなく現在にまで綿々と引き継がれています。

機械翻訳の技術とは

機械翻訳では様々な技術が紹介され、それらに基づいた製品も多数あります。
最近の傾向としては Statistical Base Machine Translation (SBMT、または SMT と呼ばれる場合もあります) と旧来の Rule Based Machine Translation (RBMT、または RMT)、およびその 2 つの機能を合わせた技術が注目されています。
SBMT は統計学を応用して翻訳機能を実現し、RBMT は登録したルールに基づいて構文を解釈し翻訳する機能を実現しています。SBMT は最近では英語およびヨーロッパ言語間での実績が多くあります。SBMT の導入では大量の言語ペア (通常、「コーパス」と呼びます) の登録が必要です。言語ペアの登録数量が多ければ多いほど、高い翻訳精度が期待できるといわれています。
それに対し RBMT では、用語辞書と構文を記述したルールに基づいて翻訳をしますので、通常大量の言語ペアというのは必要ありませんが、言語の変化、新出用語などについて常に対応が迫られることになり、一般的には SBMT よりもコスト高と言われます。
機械翻訳の技術は日進月歩の状況にあり、今後翻訳品質がさらに高まった製品およびサービスも期待されています。

十印の機械翻訳への取り組み

十印は 1980年代後半から機械翻訳に取り組んできました。当初は、言語研究を主とする部署を創設し、翻訳システムメーカー様へ辞書を提供してまいりました。21世紀に入り、お客様への機械翻訳導入と翻訳サービス提供を目的に機械翻訳業界団体に積極的に参加し、現在に至っています。
十印では、機械翻訳を単に翻訳ソフトウェアという位置づけに置かず、翻訳内容を読む読者の視点など多方面から機械翻訳の導入方法に着目し、お客様が要望される翻訳の提供に努めています。また、機械翻訳だけでなくほかのツールを工程に組み入れることにより、高い品質、短い納期を実現するよう日々進めています。
十印では、機械翻訳に関連するサービスの充実を進めています。以下は、そのサービスの一部です。

  • お客様による機械翻訳内容のポストエディット (後編集作業)
  • 機械翻訳システムによる翻訳およびポストエディット
  • 機械翻訳導入コンサルテーション
  • その他、機械翻訳導入に伴う関連作業

現在、この長年培った経験を元に、機械翻訳を使ったまったく新しいソリューションの構築に取り組んでいます。品質もスピードも向上させることができる、新しい機械翻訳のソリューションにご期待ください。