機械事例
■ 要約
ファクトリーオートメーション(FA)の海外輸出にむけてのプロジェクトで、お客様に取材することで、構造が複雑な機構の翻訳を完成しました。
■ 課題
- 構造が複雑なため、翻訳原稿だけでは訳出が困難
- 操作方法の具体的なイメージをつかまないと、適切な翻訳ができない
- 用語集は、専門別ご担当で分担して作成することがむずかしい
■ ソリューション
- 翻訳者の出張取材
- 翻訳者が実際に機器を操作して理解する
■ 結論
- 複雑な機構の理解が充分された納品物を提供
- 適切な操作方法の翻訳が可能となる
■ 事例
ファクトリーオートメーション(FA)で国内有数のお客様から、海外輸出向けに操作マニュアル、整備マニュアル、付随する文書の翻訳を打診されました。
プラントとしてひとつのラインを構成しており、構造が複雑で、日本語のマニュアルをみるだけでは適切な翻訳は困難なものでした。用語集なども整備されておらず、十印で作成するにしても、それが適切かどうかをお客様の各担当に問い合わせる必要がありました。なによりも機械関連の翻訳は、用語の適切な翻訳だけではなく、操作の適切な訳出が重要になります。
お客様は、いままで他の翻訳会社に依頼していましたが、結局、納品されたものを、社内で再度全てを見直して、適切な表現に換えてつくりあげていました。
お客様は九州地方でしたが、このお話をお聞きして、わたしたちは、翻訳者の取材を提案させていただきました。事前に翻訳原稿に目をとおした後、不明点、問題点を洗い出し、翻訳品質管理者を中心とした数名の翻訳者が一週間にわたり出張することにしました。そこで各部門のご担当から機器を前にして説明を受け、また場合によっては実際に操作させていただきました。
このような手順をとることで、具体的な操作のイメージを得ることができ、正確、精緻な翻訳が可能になりました。その後、プロジェクトの進行にともない、翻訳品質管理者がさらに数度検証のために訪問し、あとからでてきた疑問点も解消するようにいたしました。
このような手法をとることで、お客様の負担を大幅に軽減することができ、納品物を、お客様の再検証をえる必要なく、そのまま完成品としてお使いいただけるようになりました。