ビジネス一般事例
■ 要約
事前に発注の予測がつかない、社内翻訳を、迅速に対応できる体制を構築し、社内翻訳とほぼ同等の快適さを実現しました。
■ 課題
- 社内文書翻訳のため、翻訳者を社内に確保する必要がある
- 発注の予測がつかない
- 議事録など迅速な対応が求められる
- 社内用語は外部では理解が困難
■ ソリューション
- 社内用語を知悉した派遣経験者で翻訳グループを構成
- 社内発注システムを同報で受信
- DTPオペレータも固定化し、チームに設置
■ 結論
- 社内翻訳部門コストの大幅な削減
- 社内で翻訳するのとほぼ同等の快適さを実現
- 社内文章のほとんどを受注
■ 事例
北欧に本社がある通信機器総合メーカのお客様は、製品の翻訳だけでなく、大量の社内文書も翻訳する必要がありました。このため、社内に翻訳者を雇用していましたが、この翻訳が会議資料、レターなど予測のつかない量なので、常に最大限の人員を確保する必要があり、人件費の増大に悩まれていました。また外部への発注も検討されていましたが、社内で翻訳する場合と同等の、社内用語に統一、迅速な対応が困難であるという理由から実現にいたっていませんでした。
このお話をうかがい、十印ではお客様の一部門として機能できるような、社内文書向けの体制を構築することにしました。
お客様の翻訳発注部門はさまざまな部門を一括されています。お客様の社内翻訳部門に連絡が届くのと同時に、十印にもメールの同報通知で、依頼情報がくるようにしました。そして以前、お客様に派遣していた翻訳者を担当に置き、お客様社内独特の用語も、問題なく翻訳できるようにしました。
社内文書なので、依頼文書はMSワード、パワーポイント、PDFなどさまざまなものがありますが、専属のプロジェクトマネージャ、DTPオペレータ、翻訳品質管理者、翻訳者グループで構成したチームをつくりあげました。
もちろん社内文書とはいえ、通信機器メーカなので、通信分野の専門用語は当然正確に翻訳するのは前提になります。この点は、長年、通信機器分野で翻訳の実績が十印ではあるため、実績ある翻訳者を用意して対応させて頂きました。
当初は、お客様の社内でも、外部に依頼することにためらいがあったようで、発注量が想定したより増えませんでした。そこで品質、対応の速さで、信頼を得ることが重要であると考え、用語集作成、処理の迅速化など、こつこつと改善してきました。ご依頼の半年後ぐらいからご発注が増大し、現在はほぼすべての社内文書の翻訳をご依頼いただくようになりました。